フランスから

奥田由味子

2013年03月03日 10:57

 
フランスへホームステイする娘を
関空で見送ってから一週間がたちました。



自分で格安航空チケットをネットで予約し、
パリの宿はユースホステルを予約していました。
私には到底真似の出来ない時代になったと改めて実感。

パリまでは上海で乗り換えて向い、
最初の2泊は一人でパリを過ごすとのことで心配でしたが、
「シャルルドゴールに無事に到着!」と翌朝に一報が入り
取りあえず一安心。

ところが、安心したのも束の間。3時間後に入った連絡は、
「お金とカード、パスポートは無事。でもiphoneを盗まれた!」と。
今回の旅では命の次に大切と言っていたiphoneです。
(これさえあれば大丈夫だから...と)

空港からユースホステルまでは無事にたどり着き、
そこにたまたま居合わせた日本人の方から
パソコンを借りて連絡をしてきました。

それを聞いた瞬間から心配が倍増してしましましたが、
これも後で振り返れば良い経験になるのでは?
と自分に言い聞かせて日本から見守る事に。

その後、夫の機転で、現地でiPod Touchを購入させ、
レンタルして持って行ったポケットWi-Fi 経由で
iphoneと同様の連絡がとれる環境になりました。

2日間のパリを過ごし、パリから400キロほど南下した
フランス人の友人宅に無事到着した様です。



その後、Facebookにアップされる近況は食べ物ネタばかり。



建物や風景などでフランスを感じさせてよ!
と思ってしまうのですが、そこが娘らしい。

無事に3週間を過ごして帰宅するまでは心配ですが、
フランスの文化や生活を学ぶため、
自分で友人にコンタクトをして、
誰に頼る事なく自ら計画したホームステイ。
たくさんの異文化を経験して帰国することを願います。



リスクが高いからと言って、
本人が決断したことを親が止めてしまえば、
不満と後悔が残ると思い、やりたいことをやらせています。

経験豊かな大きな人になる事を願い…
違う意味で大きくなって帰ってきそうですが。



今日は桃の節句。
長女不在で、おひなさまの顔も寂しそうに見えます。

 


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